「I/O」二次創作SS「ゆめとげんじつ」2(1から読んでください)



いや・・・ぼくは思い出した 思い出したのだ・・・!

どうしてこんな大事なことを今の今まで

忘れていたのだろう?

いやそうじゃない ぼくは無理やり記憶を封印していたのだ

夢月を捜すことから逃げてきたように・・・

だってこんなバカげた話があるだろうか

夢月を捜すことに能動的にならなければ

きっとぼくはずっとこの事実から目を逸らし続けてきただろう

ぼくは普通の学生で朔夜は面倒見のいい幼馴染でそんな関係を維持するために・・・

でも思い出してしまった

記憶の封印は彼女のセリフによってそれこそ呪文のように解かれたのだ

もう 自分をごまかしきれない


日向「母さん・・・」




(3に続く・・・!!)